ブログを書いているのにアクセスが増えない。記事数は増えてきたのに、検索からの流入がほぼゼロ。何を書けばいいのか分からず、思いついたネタをとりあえず記事にしていないでしょうか。
この記事では、初心者が最初に覚えるべきキーワード選定の手順と、選定で失敗しやすいポイントを具体的に解説します。
ブログの検索流入は「書く前にキーワードを決める」だけで大きく変わる。思いつきで記事を書くのをやめ、読者が実際に検索している言葉を起点に記事を設計することが、遠回りに見えて最も確実な方法です。
なぜキーワード選定をしないと検索流入が増えないのか
検索流入が増えない最大の原因は、読者が検索していない言葉で記事を書いていることです。
初心者に多いのが、「今日あったことを書こう」「自分の得意分野をまとめよう」というアプローチです。気持ちは分かります。特に40代で仕事や家庭の合間にブログを書く人ほど、書けるものから片付けたくなります。
ただ、このやり方では日記やメモに近くなり、検索エンジンからの流入はほぼ期待できません。
検索流入を得るには「読者がGoogleに打ち込む言葉」を先に調べ、その言葉に対する答えを記事にする必要があります。順番が逆なのです。「書きたいことを書く→キーワードを後付けする」ではなく「キーワードを決める→それに答える記事を書く」。この順番を守るだけで、同じ労力でも結果が変わります。
副業ブログの時間は有限。限られた時間で書いた記事を無駄にしないために、書く前にキーワードを決めてください。
キーワード選定の具体的な5ステップ
キーワード選定は感覚でやると失敗します。以下の5ステップを順番に進めてください。
ステップ1:自分のブログのテーマから大まかなジャンルを決める
「副業」「ブログ」「健康」「40代」など、自分が書けるテーマの軸を1〜3個に絞ります。軸がないと選定のたびに迷い、記事の方向性がバラバラになります。
ステップ2:ラッコキーワードで関連キーワードを洗い出す
無料ツール「ラッコキーワード」にテーマのキーワードを入力すると、読者が実際に検索しているサジェストキーワードの一覧が出ます。まずはここで候補を大量に出してください。
ステップ3:Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを確認する
ラッコキーワードで出た候補をGoogleキーワードプランナーに貼り付け、月間検索ボリュームを確認します。数字が「0」や「10」のキーワードは、そもそも検索している人がほとんどいないので優先度を下げます。
ステップ4:検索ボリュームと競合の強さで絞り込む
初心者は、月間検索ボリューム100〜1,000程度のキーワードをひとつの目安にすると考えやすくなります。
ただし、この数字だけで決めるのは危険です。ボリュームが小さくても検索意図が具体的なら狙う価値がありますし、100〜1,000でも企業サイトばかりなら厳しいことがあります。
つまり、検索ボリュームは目安にすぎません。最終判断では、必ず実際の検索結果まで確認してください。
ステップ5:実際にそのキーワードで検索して上位記事を確認する
選んだキーワードでGoogle検索し、上位10記事をざっと見ます。個人ブログが上位に入っていれば勝てる可能性がある。企業サイトばかりならキーワードを変えてください。
初心者が狙うべきキーワードの判断基準
キーワードの候補が出たら、次の3つの基準で優先順位をつけます。
基準1:検索ボリュームが100〜1,000の「ロングテールキーワード」
「副業」だけでは競合が強すぎます。「副業 40代 始め方」「ブログ キーワード選定 初心者」のように2〜3語の複合キーワードを狙うのが初心者の基本戦略です。
基準2:自分が書ける内容であること
検索ボリュームがあっても、自分に知識や経験がないテーマでは質の高い記事は書けません。40代の副業ブロガーなら、自分の実体験や仕事で得た知見と結びつくキーワードを優先してください。
基準3:読者の悩みが具体的にイメージできること
「副業 おすすめ」より「副業 40代 時間がない」の方が、読者の状況と悩みが具体的に浮かびます。悩みが具体的なキーワードほど、記事の内容が絞りやすく、読者の満足度も上がります。
検索意図をざっくり3つに分けて考える
キーワードを選ぶときは、検索意図を大きく3つに分けて考えると整理しやすくなります。
・知りたい
意味ややり方、基礎知識を知りたい検索です。
例:「ブログ キーワード選定 やり方」
・比較したい
複数の選択肢を比べて決めたい検索です。
例:「ブログ キーワードツール おすすめ」
・今すぐ始めたい
具体的な手順や申し込み、導入方法を知りたい検索です。
例:「WordPress ブログ 始め方」
同じブログ系のテーマでも、検索意図が違えば記事の作り方は変わります。キーワード選定では、単語だけでなく「この人は何をしたくて検索しているのか」まで考えることが重要です。
やりがちな失敗パターン3つ
キーワード選定で初心者がはまりやすい落とし穴を3つ挙げます。
ビッグキーワードばかり狙う
「ダイエット」「副業」「ブログ」など1語のキーワードは検索ボリュームが大きいですが、上位は大手サイトが独占しています。個人ブログで狙っても上位表示はほぼ不可能です。ここに時間を使うのは、仕事と家庭の合間で副業ブログを書いている40代にとって大きな機会損失です。
キーワードを選ばずに「書きたいこと」だけで記事を量産する
耳が痛い話ですが、率直に言います。「とりあえず30記事書けばアクセスが来る」と信じて、キーワード選定なしで記事を書き続けている人は少なくありません。しかし検索意図を無視した30記事より、キーワードを正しく選んだ10記事の方が検索流入は多くなります。量より設計です。
ツールの数字だけ見て、検索結果を確認しない
検索ボリュームが丁度いいキーワードでも、実際の検索結果が企業サイトだらけなら個人ブログは勝てません。必ずステップ5の「実際に検索して確認する」を省略しないでください。このひと手間を惜しむと、また書いた記事が無駄になります。
キーワード選定の後にやるべきこと
キーワードが決まったら、次は記事構成の設計に進みます。
キーワードを選んだだけで満足して、いきなり本文を書き始めるのは早いです。選んだキーワードの検索意図を確認し、読者が知りたい順番に見出しを並べる「記事構成」を先に作ってください。構成の作り方については、SEO記事構成の作り方の記事で詳しく解説しています。
キーワード選定→記事構成→本文執筆。この順番を守ることが、体力や集中力が限られている40代の副業ブロガーにとって、最も効率よく検索流入を増やすルートです。「今日中に1記事仕上げたい」という気持ちを抑えて、まずキーワードと構成に30分使う。その30分が、記事の寿命を大きく変えます。
まとめ
ブログのキーワード選定で押さえるべきことは3つです。
・「書きたいこと」ではなく「読者が検索している言葉」を起点にする
・初心者はビッグキーワードを避け、月間検索100〜1,000のロングテールを狙う
・ツールの数字だけでなく、実際の検索結果を必ず目視で確認する
思いつきで記事を書くのは楽ですが、その楽さの代わりに検索流入を捨てていることも多いです。次の1歩:ラッコキーワードを開いて、自分のブログテーマのキーワードを1つ入力してみてください。それがキーワード選定の最初の一手です。
・SEO記事構成の作り方 → キーワードを選んだ後、記事の見出しをどう設計するか知りたい方へ
・ブログ副業の始め方 → キーワード選定の前に、ブログ全体の立ち上げ手順を確認したい方へ
・副業に必要なスキルとは?今から身につけるべきスキル7選 → ブログ以外の選択肢も含めて副業スキルを整理したい方へ

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